外壁塗装の料金相場

外壁材の種類にもよりますが住宅の外壁はおよそ１０年ごとに塗装をしなおす必要があります。
これは外見の汚れというより防水効果がなくなっているので外壁に付いた雨水が外壁材の中、もしくその奥にまで染み込むかもしれないからです。

外壁塗装の工事費の相場としては９０万円〜１２０万円ぐらいでしょう。幅があるのは使う塗装料によるところと、仕事の手間のかけ方によります。
塗装料で高いのはフッ素塗料というもので汚れを自分の力で落とすというスグレモノです。

また手間のかけ方としては、一番丁寧なのは３度塗りする方法です。一番下に白い下地塗りをして、その上に色の付いた普通の塗料を２度塗るという方法です。発色がよくなります。
なお、上記の工事費には足場代３５万円前後も含んでいます。

先ほど外壁材の種類にもよりますと書きましたが、現在外壁材の主流となっている窯業系外壁材は材料自体が工場で色つきで焼製されているので、再度の塗装は２０年近くは大丈夫だと考えられます。ただし外壁材の継ぎ目にしてあるシーリング材はより早い時期に収縮して隙間が出来るのでシーリングの打ち直しは１０年を越えたら考えたほうがいいでしょう。

また、塗装をし直す時期には屋根材によっては塗装を同時にやったほうがいいです。足場を組んだついでです。
カラーコロニアルとかカラーベストと呼ばれている屋根材、あるいはアスファルトシングルという屋根材は塗装のし直しが必要です。

家は古くなると傷みます。とうぜんながら傷むということは耐久性の問題だけではなく雨漏りなどにも繋がるのです。
実際に外壁塗装の役割というのは、見た目以上に、風雨を凌ぐことにあります。

現在のペンキはだいぶ改良されたものの、やはり10年に一回は塗り替えが必要だといいます。
しかしながら実際に10年に一回もやってない家も多いと思いますが、それはいい業者を知らないからではないでしょうか。
結構、外壁塗装は悪徳業者も多いというので、注意が必要です。